はじめての痛風発作

2020年6月4日。
左足首が痛いのに、無理やり動かしたり、酒飲んだりしてたっぷりいじめてやりました。
左足首に勝ったはずでした。

はいそうです。

負けは既に決まっていたのです。もう何週間も前から。
 
6/4の晩は、左足首の痛みがかなり酷くなってて、夜中便所へ行くのも杖つかないと歩けない程になってました・・・。
 
杖ついても、左足首が少しでも動くと「痛い!!」
 
もう堪忍してぇ~・・寝室から便所まで3メートルくらい?なのに?行くまでに3分くらい?
普通1秒でしょ?3メートルなんて。
便所行くのに3分じゃ、途中で漏れますって!!
 
痛くていたくて、死ぬ。もう死ぬ。
寝てても痛い。痛くない姿勢を探して、朝までそのまま寝る。痛い。
 
朝起きて、立ち上がるのが怖い。動きたくない。でも動かないと便所にも行けない。
 
昨日の予定では、「朝になれば足の痛みなんかないね。仕事だって余裕だね」だったのに。
 
これじゃ昨日よりひどいよ。こんな状況で仕事は無理でしょうよ。
妻にお願いして、病院へ送ってもらいました。
 
車降りてから病院までの道のりの長いこと。10メートルくらいは歩いたでしょうかね。
こんな長距離を病人に歩かせるなんて、ひどい病院ですよ。
 
病院は、整形外科にしてみました。
だって腰も痛い気がするし、足が痛いんだから外科っしょ?
 
それに内科に行ったら「ははは、こりゃぁ痛風ですよ(笑)。尿酸値だってもう何年も高いでしょ?前にも尿酸値高いからってうちに相談に来たでしょ?」って言われるのは分かってるんですからね。
「俺は痛風じゃねぇんだよ!」という強い信念を持っていますからね。そんな罠にはかかりませんよ。
 
受付済んで、1時間くらい待って、呼ばれました。
 
女医さん、開口一番「健康診断で尿酸値は高いですか?」
痛風じゃねぇ俺「は・・はい。8?ぐらい?だったと思いますけど・・・」
 
いや待って。外科なのに、なんで痛風の方向に持っていくんですか!!!もうやめて!!
 
女医さん「ふーん。痛風だと思いますけどね。で?痛いのはここですか~?」
 
と、女医さん。笑顔で、真っ赤に腫れた左足首を「ぐいぐいっ」と押してくるのです。
 
「はうっ・・・・」
 
息ができませんでした。
 
女医さん「とりあえずレントゲンとりましょうね」
 
ということで一旦終わり。
すぐレントゲン撮って、30分後また呼ばれました。
痛みで泣きそうになりながら女医さんのもとへ。
 
女医さん「んー、骨は異常ないですよ。尿酸値が8だと痛風じゃないですかね?まぁ、今すぐ痛風と診断するんじゃなくて、一旦血液検査やって、その結果みてどうするか決めますからね。今日は痛み止め出しておきますからそれ飲んでくださいね。じゃあオダイジニ」
 
採血も終わって一安心。足の痛みも楽になった気が?
痛み止めは25メートルほども離れた薬局で受け取りになります。
遠かったです。15分くらいかかったのかな。杖ついて。汗だく。
周りの人がジロジロみるので、恥ずかしいのもあって痛みを我慢してできるだけ早く移動。
それでも15分もかかるなんて、俺の足はどうしてしまったのよ。トホホ。
 
薬もらって、ママに迎えに来てもらって、無事帰宅。
 
この時点で、もう完全に左足首に負けていました。
「俺は痛風」モードになってしまいました。
 
昼飯食って痛み止め飲みました。
 
 
へー、あれか、ロキソニンテープの錠剤版かこれ。
 
ま、どうせそんなには効かねーだろうけどね。などと思いつつ。
 
午後になり、仕事場である2階へ。痛い痛いっ!!
午後は仕事の休みをとってない。耐えられなかったら午後も休もう。でもとりあえず椅子に座ってみよう、と10分ほど座ってみたところ。
 
「・・・イタクナーイ!」
 
痛み止めってそんなにすぐ効くんですか?
これすげーくねーですか?
 
おかげさまで、仕事はなんの問題もなく終了。
杖ついて階段ひょこひょこ降りて、晩飯。
余裕余裕!
 
痛み止めは朝昼晩、7日分飲めと言われておりますので、当然お酒はなしです。
妻は薄味料理や野菜メインの食事にしてくれました。ありがとうございます。
 
ここまでで、はじめての痛風発作体験は無事終わったのです。
 
終わってみれば、なんてことはないですねぇ、痛風なんて(^o^)