猫のくまちゃん
2021/05/09(日曜日)夕方。かわいいかわいい猫のくまちゃんが、ご飯を食べに来なかった。
普段なら夕方前には「腹減った!」ってギャーギャー鳴くのに、その日は来なかった。
なんだろうと思って探してみると、ベッドでぐったりしてた。
「あれ!?」と思って触ってみると息はしている。よかった。でも頭が熱い。息も荒い。なんだろう。ひとまず様子を見ることに。
結局その晩は飯を食わなかった。
翌日。2021/05/10(月曜日)。
いつもなら朝になると「腹減った!」って枕元に来て鳴くのに、その日は来なかった。まだ具合悪いのだろうか。
動物は具合が悪いと飯を食わずに回復を待つと、何かで読んだことがあって、どうせ無理して食べさせても嫌がるしそのまま好きなようにさせておいた。
仕事は在宅勤務なので、パソコン起動して仕事してた。
いつもなら足元に来て一緒に仕事(というかすやすや寝てるだけ)してるのに、その日は来なかった。別の部屋で辛そうに寝ていた。寝ていたというか、目を開けて苦しそうに息をしていた。呼吸が早い。
お昼頃猫が動いている気配がした。日向ぼっこするために移動したらしい。ちょっと高いところに登ってたので、「あ、少し良くなってきたんだな、よかった。」などと思っていた。
そのうちいつものように足元に来たので、かなり安心した。
ところが。
なんだかおしっこ臭い。あれれ?どうしたんだ?
気になって今朝寝ていたところを見に行ったらおしっこ漏らしていた。普段そんなことはないのに。おしっこ臭いから、そこにいられずにあちこち移動していたということがわかった。トイレに行けないほど具合が悪いんだ。
足元に来てからも決して寝ることはなく、あちこちに移動している。かなり辛そう。
よく見ると震えている。頭をなでてあげると、声を出そうとするも出ない。声というよりは、なんだか「ゴボゴボ」みたいな音がする。これ、やばいんじゃないだろうか。
しかし仕事を離れるわけにもいかず、様子を見ながら心配しながらなんとか定時に。
昨日(日曜日)から水もご飯も食べていないし、今日はかなり暑かったので脱水状態になっているのだろうか。ストローで少しずつ水を飲ませてみるも、ただただ、辛そう。
そんなことしている間に妻が動物病院に電話してくれていた。
「まだやってるって!」
「よし!すぐいこう!」
いつものように洗濯ネットに猫を入れる。普段なら大暴れするのに、ほとんど抵抗しない。なんだよこいつ、どうしたんだよ・・・。
先生がすぐ見てくれて、レントゲン撮ったら肺が真っ白。
「肺炎起こしてるかもです」
なんだろう。今は呼吸を落ち着かせるために、まずは酸素室に入れてこのまま入院させてください、とのこと。はい、是非お願いします。
酸素室に入れて落ち着いたら血液検査などやってくれるとのこと。ありがとうございます。
帰ってから晩飯。うまくない。心配。
でも10年前にもパルボウイルスに感染して生死をさまよったことがあるし、そのときも数日後にはすっかり元気になって帰ってきたので、今回もきっと大丈夫!
そう信じてあまり考えないようにしました。